時を刻み、空間をつくりだす時計
1947年、タカタレムノスの母体である高田製作所は、富山県高岡市にて仏具の鋳物製造からその歩みを始めました。
高岡は、加賀藩主・前田利長による産業振興の歴史を受け継ぐ「鋳物の街」として知られ、古くから高度な金属加工技術が息づいています。
1966年からは精工舎(現セイコータイムクリエーション株式会社)との取引を開始し、時計枠の製造に着手。
1980年代には自社ブランド「Lemnos(レムノス)」を立ち上げ、単なる「道具」としての時計を超え、空間を美しく彩る「デザイン」の力を追求し始めました。
レムノスの時計は、日本を代表するデザイナーとの共同開発により、多くの名作が生み出され、その繊細な質感と普遍的な美しさは、グッドデザイン賞をはじめ国内外で高く評価され、世界中のインテリアシーンに欠かせない存在となっています。
今回の企画展では、ブランドの象徴的なモデルを一堂に約50点を展示。
砂型鋳造による力強い質感が特徴の「Edge Clock」や、札幌駅の時計をリデザインした「eki clock」、公共デザインの美学を凝縮した「RIKI PUBLIC CLOCK」などをはじめ、製造工程のサンプルや修理道具の特別展示を交えながら、職人技とデザイナーの感性が融合する「ものづくり」の背景もご紹介します。
時を刻むだけでなく、その空間の空気まで整えてくれる。
そんなお気に入りの一台を、この機会にぜひ見つけてください。



